Solarpower Maintenance 太陽光発電設備メンテナンス

メンテナンスの必要性とその背景

2012年7月に「固定価格買取制度」が制定されて以来、太陽光発電設備は全国のいたるところで急速に増加しました。
政策による追い風はもちろん、「メンテナンスフリー」と言われ導入が進んでいった太陽光発電設備でしたが、汚れや劣化といった様々な要因で5~6年が経過すると何らかの不具合が生じることも徐々に明らかになってきました。

上記のような背景から、タカミエンジでは既存設備向けのメンテナンスを提案しております。

太陽光発電設備メンテナンスの資格

タカミエンジでは、全スタッフが一般社団法人太陽光発電安全保安協会(JPMA)が発行する「太陽光発電メンテナンス技士資格」を所有しています。
JPMA 私たちがエネルギー資産を守ります

・パネル洗浄であっても、正しい知識の下で行わなければ、パネルを傷つけてしまい、発電量の低下や感電などの危険も伴います。

・資格取得を通して太陽光発電設備の正しいメンテナンス方法や点検箇所を理解しているため、トラブルの未然防止はもちろん、トラブル発生時は迅速に対処し、被害の拡大を防ぐことができます。

定期メンテナンスをしていない現場の不具合事例

定期メンテナンスをしていない現場で実際に起きている様々な不具合の事例をご紹介します。

【事例1】昔よりも発電量が低下している

鳥のフンなどの汚れや雑草などを放置することによって太陽光が遮られ、発電量が 5~30%程も低下してしまうケースが実例として報告されています。
固着・堆積した汚れをそのままにしておくことによるリスクは発電量の低下だけではありません。汚れが正常な発電の妨げとなり、故障や最悪の場合は火災にまでつながる危険もあります。

これらの汚れは、太陽光発電における「ホットスポット」を引き起こす要因にもなります。ホットスポットとは、鳥のフンや落ち葉などパネルに付着したものが影をつくってしまい、その部分が長時間発電できなくなることによって発熱してしまう現象をいいます。

長期間放置された汚れや付着物はホットスポットを生み、パネルそのものが発電しなくなってしまうこともあるのです。

【事例 2】急に発電しなくなってしまった!

太陽光パネルにおける突然の発電停止は、多くの場合、何らかのトラブルが原因となっています。

配線不良が原因で発電が停止している場合は、内部の焼き付きなど、時間が経つほど被害も大きくなり、最悪の場合は周囲にまで被害を及ぼす危険性があります。

また、PCS(パワーコンディショナ)の故障も発電停止のよくある原因のひとつです。PCSは太陽光発電システムにおいて重要な役割を担う精密機器ですが、寿命はおおよそ10年~15年程度といわれています。適切なタイミングでの点検と必要に応じたメンテナンスが必要です。

太陽光パネルの故障や異常も発電停止の原因となります。電気回路や配線の接続不良、汚れの付着などによるホットスポットの他、長期間使用による経年劣化などがパネル故障のよくある原因です。

発電停止によって特別な被害がなかったとしても、発電ができていないことに気づくのが遅れてしまえば大きな損失につながるのは言うまでもありません。

【事例 3】長い間、特に問題は起こっていないから大丈夫だろう・・・

長期間の使用によって、施工時はしっかりと締められていたネジが徐々に緩んだりパネルなどがひび割れするなど、少しずつじわじわと劣化していきます。

架台のネジが緩んできちんと固定できていない状態になっていると、突風で飛ばされてしまう危険があります。飛ばされたパネルが周囲に大きな損害を与えるリスクもあるのです。

ちいさなトラブルが大きな問題に発展する前に対処しておくことでさまざまなリスクを回避できます。

経年劣化自体は避けることはできませんが、劣化箇所を早期発見できれば保証期間内に交換できる場合もあります。

タカミエンジの対応実績

太陽光発電における様々なトラブルや不具合に対する当社の対応実績の一例をご紹介します。メーカー保証利用や交渉もお任せください。

【実績1】パネルのひび割れ

【お問合せ内容】
定期点検時に、パネルのガラスが全面ひび割れていることを確認

【確認結果】
I-Vカーブ測定器にて発電量を確認すると、発電していないことが判明

【対応内容】
お客様の代行で購入先にI-Vカーブのデータと写真を送付し、保証の範囲内でパネルを取替

【実績2】PCSのブレーカーダウン

【お問合せ内容】
当月の発電量が先月の半分以下になり、調査をするとPCSのブレーカーがダウン

【確認結果】
PCS内の異常履歴を確認し、さらに調査をするとPCSの内部故障が判明

【対応内容】
保証期間は過ぎていたが納入メーカーに定期メンテナンスのデータを提出して調査内容を報告し、交渉の上、全額メーカー負担で新品に交換

【実績3】PCS内の電路寸断

【お問合せ内容】
当月の発電量が先月より減少しており、駆け付け調査をするとPCS内の電路が寸断されていた

【確認結果】
さらに詳しく調査をするとPCS内の端子部分が焼け付き、内部劣化を起こして断線状態に

【対応内容】
お客様の代行で購入先と交渉するも、「保証外なので保証できない。有償交換になる」と高額の見積が提示される。
最低限の材料費・人件費で、タカミエンジ工事部が取替工事を行い修理完了

【実績4】雑草の除去

【お問合せ内容】
当月の発電量が前年同月より減少しており、現地に駆け付けると、雑草がパネルにかかるほど成長していた

【確認結果】
すぐに草刈機で草刈りをして雑草を除去。発電量復帰を確認。

【対応内容】
雑草を一般廃棄物処理し、お客様にご報告

タカミエンジのサポート体制

太陽光発電安全保安協会(JPMA)認定の専門資格をもったスタッフが、全国へ駆け付けます。

全スタッフが資格を所有

スタッフ全員が太陽光発電安全保安協会(JPMA)認定の専門資格を保有しています。
また、電気工事資格も全員が保有しており、太陽光工事の施工実績も豊富ですので、規模を問わず工事対応も可能です。

駆け付け対応ですぐに現地調査し、ご要望があればメーカー対応・交渉も代行いたします。

全国対応可能!

タカミエンジが信頼する全国のパートナー企業と協力して日本全国対応いたします。

タカミエンジにお問合せいただければ、パートナーとすみやかに連携し、お待たせすることなくトラブル解決にむけて迅速に対応いたします。

お見積りは無料です。まずはお気軽にお問合せください。

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